口調設定

ツリーの「tone.xml」をクリックすると口調設定画面が表示されます。
この画面では、おしゃべり時のキャラクターの口調を設定します。
ビルドするためには、最低1行以上設定する必要があります。
口調変換の仕様次ページ以降で説明します。
口調設定

画面の説明

画面の見方、設定内容についての説明です。


固定文設定


種類  変換の種類です。現在は「変換」のみしかありません。
変換前口調の語句を変換後口調の語句に置き換える指定です。
変換前口調  変換対象となる単語や語句を指定します。
正規表現が使えます。
変換後口調  変換前口調に対して置き換える単語や語句を指定します。
正規表現が使えます。


次のページで口調変換について説明します。

口調変換について@

口調変換の仕様について説明します。


例えば、以下のように設定したとします。
変換前 あなた
変換後 ご主人様


そこで、以下のような文章を読み上げると・・・。
変換前 あなたのことをお慕い申しております。
変換後 ご主人様のことをお慕い申しております。
のように変換されます。
単純な変換はこのような設定で実現できます。


さらに、正規表現を使った文字の変換にも対応しています。
キャラクターの語尾を表現するに正規表現を使っていくことになります。
次ページに続きます。

口調変換についてA

正規表現を使った変換について説明します。


例えば、以下のように正規表現を使った変換定義を指定したとします。
変換前 (ぬ)(。|。|.|!|!|?|\?|\)|」|』|…|―|$)
変換後 ません$2


そこで、以下のような文章を読み上げると・・・。
変換前 解せぬ。
変換後 解せません。


そもそも正規表現って何?という話になるかと思います。
正規表現については解説サイトがありますので、グーグル検索してみてください。
(っと、丸投げかい!)
申し訳ありません、私ではうまく説明できる自身もない上、紙面上とても足りません。


デモプロジェクトをダウンロードできるようになっていますが、そちらにLiliちゃんの口調設定も入っています。
こちらを参考にしていただくと、どのように口調変換設定を行なっているかがなんとなく分かると思います。
口調変換をシミュレートするツールも備えていますので、試しながら設定ができるようになっています。


口調変換ツールについては「LiplisToneシミュ」のページを御覧ください。