LiplisDevDiary/2016-02-14
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2016/2/13 プロ生勉強会 第39回に参加しました!
トップページのニュースの方に記事を書きましたが、
マスコットアプリ文化祭2015において、Liplisが東北ずん子賞を頂けました!
授賞式ということもあり、初めて勉強会と言うものにに参加させて頂きました。
さらに、アプリについてのセッションもできないか?というお話も頂き、
せっかくなので、30分枠でお話させて頂きました。
LiplisとClalisのセッション
勉強会の中で「デスクトップマスコット LiplisとバックエンドシステムClalis」というテーマでお話させて頂きました。
当日使用したスライドはslideshareにアップ致しました。(以下のURL)
動画もプロ生の運営の方が後日アップしてくれるということだったので、
URLが分かり次第更新しようと思います。
初めての参加で、初めてお話させて頂いたので、至らない点が多くあり、
お聞き苦しいところが多々あったかもしれません。
(ずん子ちゃんが裏でしゃべり始めちゃったり、デモがなかなか動かなかったり!)
聞いて下さった方々、ありがとうございました。
とは言え、伝えたかったことは一通り伝えることができたかなと思います。
反省点としては、内容をもう少し絞るべきでした・・・。
かなり余裕の無い発表になってしまった感じがしています。
みなさんの反応が大きかった点をまとめてみると、
感情辞書どうやってつくったのかという点、サーバー構成について、が大きかった印象です。
感情辞書の作り方については、気合入れないとまとめるのが大変です・・・。
(時間的に余裕が取れないというところです)
またお話する機会があればまとめたいと思います。
と言いますか、是非話をさせて頂いて意見など頂ければと思っています。
機械学習というものが出てきてこなれてきている印象なので、使っていけたらと検討しているところです。
サーバー構成についても、このテーマで小一時間話せそうな感じではあります。
コメントの中で、なぜVPSにしないか?という問がありました。
VPSでいいですよね。ホント(ぇ。
電気代とか気にしなくて良いですし。
フロントWEBサーバー、フロントDBはVPSで全然良いと考えています。
電気と通信の安定性考えたら圧倒的に良いです・・・。
公開しているClalisの機能だけだったら、本当にVPSがベストです。
ただ、ネックな点があります。以下の点です
・応答するニュースのデータをキャッシュしている点(外部のサイトにアクセスし、データ収集)
・学習データをフロントDBにリアルに反映している点
・データベースのデータ量が結構多い
結構なデータ量を送信しているので、トラフィックがすごい量になりそうなのです。
また、学習データをためているとディスクの容量も結構な量になっています。
そして、リアルで回している処理をこなすためのCPU。
この辺りが従量課金で多分結構な金額がかかりそうなのです。
おそらく同じ構成で借りると、月額10万以上かかりそうな気がしています。
これを払っていたら生きていけそうにないです。
WindowsServer、SQLServerの値段を知っている方があの図を見れば、
結構それなりの車が買えてしまう値段であろうことは予想できると思いますが、
それでも、長く使うことを考えると、自サバの方がまだ安く上がると考えています。
LiplisやClalisに興味を持ってくれる人がいらっしゃったようで、
本当にお話をしたかいがありました。
SSS合同会社の小田さん(ずん子ちゃんのプロデューサーさん)ともお話させて頂くことができました。
まず、表彰式で、
「音声で情報が入ってくるので、置いておくだけで、ニュースが聞けるので、夜とか暇な時に起動しておくのがいいですよ」
といった感じのお言葉を頂きました。
うんうん、そうなんですよね。まさにそういった使い方を想定しています。
ラジオを聞くような感覚でおしゃべりを聞くと良い感じです。
その後お話させて頂いた中では、Voiceroidを操作するためのライブラリーをよくぞ作ってくれた!
というお話を頂きました。
確かに、Liplisのライブラリ使えばVoiceRoid操作できるんですが、
リファレンスなど全く整備していなかったので、ソース読まないと使えないシロモノとなってしまっています。
(というか、まさかその点を気に入ってくれるとは思っていなかったです!)
折角評価を頂けたうれしさと、使いやすいように整備していなかった申し訳なさがこみ上げてきたので、
使いやすいように、リファレンス整備しようと思います。
ひとまず、Liplisのクラスライブラリのバイナリを作成しました。
以下のURLからダウンロードできます。
https://liplis.mine.nu/File/Lipliscommon.zip
DLLを参照設定することで、とりあえずVoiceRoidの操作クラスは、スライドに書いたやり方で、使うことができます。
まとめ
今回、マスコットアプリ文化祭に参加させていただきましたが、
アプリを公開するところから、勉強会に出てみたところまで、とても得るものが多かったです。
Liplis 東北ずん子ちゃんバージョンはたくさんダウンロードして頂けましたし、
Liplis エモーションチェッカーもたくさんの方に使って頂けました。
そして、勉強会でも様々なフィードバックを得ることができました。
来年も是非参加してみようと思います!
このような場を提供してくれたプロ生の運営の方、その他関係者の方には本当に感謝です。
そして、ずん子ちゃんの素材を提供してくれている、ずん子運営の方にも感謝です!
マスコットアプリ文化祭があったおかげで、
そして、ずん子ちゃん画像とボイスロイドがあったおかげで、
東北ずん子バージョンを生み出すことができました!
ありがとうございました!